「JFE443CT」は高価なニッケル、モリブデンを含有せずにSUS304(ニッケル系)と同等の高耐食性(孔食電位)を実現した独自鋼種です。
05年秋に発表後、様々な分野・用途に採用いただき、07年度上期には月産能力6千トンをはるかに超える月間1万トン近いお引合をいただきました。ニッケル原料価格が下がって以降も受注堅調ですが、5月までには月産能力を1万3千トンに拡大することで安定的な供給が可能となりました。
昨秋にリジング(成型加工時に発生するしわ)の低減に成功し、443CTの全量に新技術を適用致しました。20%引っ張り加工後のうねり高さを約70%低減しており、鍋や器物など研磨仕上げを伴う用途の加工負荷を大幅に軽減し、トータルコストメリットを更に高めました。
またSUS304の2B材の色調に近い「2BW」仕上げも商品化致しました。443CTの2B材は黒光りして光沢がありますが、「2BW」は白い色調でSUS304からの切替がより容易になりました。
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